Project Fx 2.0

怪文書と備忘録を書きます

rcloneでConoHa VPSからTeraCLOUDを使う(備忘録も兼ねて)

ジオシティーズ絡みの話。 保存したファイル群の置き場所をどうするかこのところ悩んでいました。というのも、

  • ConoHa VPSは追加ディスクに費用がかかりすぎる
  • ConoHa オブジェクトストレージはコンテナ数の制限(100個)がきつい
  • かと言って自宅サーバーは電気代がエグいことになる
  • そもそも自宅回線はADSLだから通信速度面で論外

ということで、手持ちの環境ではファイルの置き場所に使えそうなものがなかったのです。オンラインストレージを色々と探した結果、WebDAVに対応しているTeraCLOUDというサービスを使うことにほぼ決めました。
無料枠はデフォルトで10GBですが、容量増加キャンペーンをちょくちょくやっているようです。 teracloud.jp LinuxからWebDAVを使うための手段として「rclone」なるものが速くて良いらしい(伝聞)ので、以下のサイトの手順に従ってrcloneを導入しました。 https://www.myzkstr.com/archives/984www.myzkstr.com ひとつ注意点。上記のサイトではrcloneの実行ファイルをwgetで直接落としてきていますが、多くの場合はrclone公式サイトで紹介されているシェルスクリプトを使った導入の方が手間がかからなくて良いと思います。またaptで導入することも一応可能ですが、バージョンが古いのかaptで導入したものはWebDAVに対応していませんでした。
curl https://rclone.org/install.sh | sudo bash
また、rcloneの使い方については公式サイトのドキュメントを参照することをお勧めします。説明が充実しててよき。 rclone.org

私の環境だとひとつ問題点があって、おそらく回線の問題だと思いますが上り(VPS→TeraCLOUD)と下り(TeraCLOUD→VPS)の速度差が尋常じゃなく大きいです。

1GBのテスト用ファイルで何回か速度測定してみた(rcloneは-Pオプションで転送速度や進捗状況が表示されます)ところ、上り速度が12MB/sほどだったのに対し、下り速度は90MB/s前後でした。単なる回線の問題なんでしょうが、WebDAVの仕様だとしたら嫌だな。

しかし、個人ブログだとこんな中身/Zeroな記事を投稿しても誰にも怒られないから気楽でいいですね。早くQiitaにまともな記事を投稿できる人間になりたい。

2020/03/16 : 文章のノリが気持ち悪かったので一部修正